〈伊東静雄没後50年記念文芸講演会〉が7月13日大阪で開催!
(もしかしたらこちらの方が宣伝になるかもしれないので、ホームページより転載)
「小川和佑ゼミナール通信Vol.14」より
★ 小川先生が大阪で講演! 関西方面に在住の方は是非ご参加ください。
〈伊東静雄没後50年記念文芸講演会〉
「浪曼者・伊東静雄-昭和10年代の詩と思想-」
主催:POの会 協賛:大阪府教育委員会・関西詩人協会・大阪府文化団体連合会・竹林館
日時:平成15年7月13日(日) 13時30分~16時30分
場所:大阪厚生年金会館ウェルシティ大阪 会議室「クレール」
(地下鉄四つ橋線「四つ橋」下車・徒歩5分)
〒550-0013 大阪市西区新町1丁目14-15
TEL:06-6532-6301(代)
プログラム:
一、伊東静雄紹介および講演者紹介 水口洋治(詩人・文芸評論家)
一、講演:小川和佑(国文学者・文芸評論家)
演題「甦れ、美しい日本語」
一、詩朗読「わがひとに與ふる哀歌」より(佐古祐二、藤原節子ほか)
一、質疑応答など
参加費:1,000円
講演会終了後懇親会(同会館)17時~19時(参加費:5,000円)
*伊東静雄の第一詩集『わがひとに與ふる哀歌』が竹林館より復刻(限定450部)。初版本をかなり忠実に再現したようです。
★ 詩マガジン「PO」109号「特集 ふるさと」に各論文掲載!
○小川和彦さん(先生のご長男・われわれの先輩・宇都宮大学講師)が「詩歌、そして『ふるさと』 日本の場合、ドイツの場合」を発表。日本人の「ふるさと」のイメージ。ドイツ人の場合はどうか。その詩歌にあらわれた「ふるさと」。共通する部分もあるが、そうでない部分もある。興味深い論考です。
○詩人の堀内幸枝さんが「詩のふるさと『村のアルバム』レポート」と題して、1993年度の小川ゼミで提出されたA君とBさんのゼミ論文を転載。
この年9月のゼミ合宿では、堀内さんご本人の案内で山梨県「一之蔵村」を散策。夜も詩人を囲んで「熱っぽく語り合った」。その模様は、Y君がビデオに残しているはずだ。桃とワインをしこたまいただいた。「心に残る二日間であった」という詩人の弁は、その場に居合わせた者として何よりも嬉しい。それにしてもあれから十年。三十歳だった私も四十になってしまいました。
○鹿児島の宮内征人君が「一冊の詩集」で、屋久島の詩人・山尾三省の『新月』を紹介。各種詩人名鑑にも載っていない詩人で、私も知りませんでしたが、宮内君が冒頭で引用している「山桜」はいいです。ここにも孫引きしたいぐらいですが、それは「PO」を買って読んでね。
★ 因みに、8月発行予定の「PO」110号「特集 伊東静雄」には、小川先生と私が伊東静雄に関する論考を寄稿。
★ 小川先生のエッセイ「花暦12ヶ月」は、引き続き「俳句四季」に連載中!
東京四季出版 http://www1.neweb.ne.jp/wa/siki/
★ さる5月16日、小川先生が講義している明大リバティ・アカデミーの公開講座で「隅田川畔フィールドワーク」が行なわれました。今年のテーマは「東京学III 隅田川の文学-芥川・堀・立原の小説と詩-」。山本太朗君と私、それから「味の手帖」の片山善康氏が飛び入りで参加。浅草雷門に集合し、吾妻橋-隅田公園-堀辰雄旧居-牛島神社-長命寺-向島植桜碑-桜餅「山本」-向島百花園等を巡ってきました。先生と文学散歩するのはやはりいいものです。
★ 10月17日には「軽井沢フィールドワーク」が計画されています。先生は信濃追分の「油屋」に一泊される予定とか。私はこれには行けそうにありませんので、誰か「軽井沢合宿」を計画してください。公開講座の受講生の邪魔にならないように注意すれば、一緒に行動できると思います。
(初出:Lycosダイアリー「創作の台所」)
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