倉橋由美子さんが!
ショックだ! 倉橋由美子さんが亡くなった! 今、Yahoo!の毎日新聞ニュースで知った。「10日午前10時9分、拡張型心筋症のため死去した。69歳」。6月13日23時11分更新(最初に発表されたのは22時頃のようだ)とあるから、数時間前に発表されたばかり。大学の大先輩ということを抜きにしても、女流作家では最も敬愛する作家だったのに。彼女は大江健三郎と同い年で、ということは芦原修二さんとも同い年で……。ああ! 言葉もない。ただただ−−合掌
| 固定リンク
「文学」カテゴリの記事
- 小川和佑先生七回忌のご命日に(2020.09.20)
- 小川和佑先生七回忌のご命日を控えて(2020.09.13)
- 〈伊東静雄没後50年記念文芸講演会〉が7月13日大阪で開催!(2003.06.18)
- 庄野潤三の『前途』-島尾敏雄、そして伊東静雄-夜汽車での若い母親と赤ちゃんの挿話(2003.04.30)
- 永遠の少女・詩人堀内幸枝さん(2003.03.28)
コメント
倉橋由美子さんのご逝去、残念です。二十歳のころ、「スミヤキストQの冒険」や「パルタイ」などを読み、「ああ、こうした表現方法があるんだな」と非常に印象に残り続けてきました。大原富子さんもすでに鬼籍に入られ、極めて残念です。 秋葉信雄
投稿: 秋葉信雄 | 2005年6月15日 (水) 08:15
本当に残念です。「女流」というのを取っ払っても、あの人は作家中の作家で、まさに「小説書き」でした。
実を言うと、僕はかなり影響されています。あの人のは真似できるようなものではありませんので、表面的には現われていませんが。思いっきり毒のある評論も好きでした。むしろそちらに影響されているかも。
長篇では、二人称で書かれた処女長篇「暗い旅」や「夢の浮橋」「城の中の城」が好きです。
投稿: 西山正義 | 2005年6月15日 (水) 14:53
トラックバックいたしました。
投稿: 本読人 | 2005年6月15日 (水) 19:42