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2008年1月14日 (月)

北斎を観に行く

Pa0_0003 今日は三島由紀夫の誕生日である。生誕八十三年。それとは関係ないのだが、江戸東京博物館に北斎展を観に行った。江戸博には、昨年の二月にも短説東京座会の探題会で来ている。その時は江戸城展。
 北斎の多彩な仕事ぶりをほぼ網羅した特別展のほかに、常設展でも「北斎漫画展」が開催されている。葛飾北斎といえば冨嶽三十六景などその作品を見たことがないという人はいないだろうが、今回、版画の制作過程なども窺い知ることができ興味深かった。
 絵師、彫師、刷り師の共同作業で作り上げていく版画。「チーム北斎」は今ならさしずめスタジオ・ジブリみたいなものであろう。しかしその作業はすべて手仕事。よくもまあ彫れると思う。浮世絵に限らず、常設展に江戸時代の木版本の制作過程が展示されているのだが、すごい技術である。今なら何でもコンピュータ。いにしえの日本人の細かい技術は、今でもそれなりに受け継がれているといえなくもない部分もあるが、生身の手を使った技術力という点では、やはり考え直さなければいけないものがあるだろう。

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