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2021年4月

2021年4月10日 (土)

三鷹市山本有三記念館

 本日は「西向」夫婦の結婚記念日で、ホームページ「短説と小説-西向の山」の開設日でもあるのですが、二日前の八日は私の誕生日で、妻と一緒に三鷹の山本有三記念館に行ってきました。
 もとは作家・山本有三が昭和11年から21年まで家族とともに暮らした家で、玉川上水のほとり、武蔵野市の井の頭公園側の万助橋と三鷹市のむらさき橋のあいだにあります。

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 文芸評論家・小川和佑先生の明大ゼミのOB会で、井の頭公園で花見をしたことがあります。調べてみたら、下の子が生まれる前の年、平成6年(1994)4月3日でした。実に27年前のことですが、その時、公園での花見を終え、ゼミOB会の総会を開くべき吉祥寺の居酒屋へ向かう途中、山本有三記念館に立ち寄りました。
 しかしその時はまだ現在のようではなく、現在の「三鷹市山本有三記念館」として開館されたのはその翌年の平成8年(1996)のようです。いずれにしろ、その時は16時を過ぎていたので、建物の外観を眺めただけでした。
 山本有三「先生」は、明治大学文芸科の初代科長ですので、小川先生にとっても私たちにとってもいわば子弟の関係にあるということになります。さらに小川先生は山本有三と同じ栃木県の出身です。山本先生は現在の栃木市、小川先生は宇都宮(生まれは東京の目黒ですが)。そんわけで立ち寄ったのでした。

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 今回は、「無事」という境地-山本有三「無事の人」をめぐって-という企画展が開かれていました。「無事の人」は昭和24年(1949)4月に「新潮」に発表された中編小説で、昭和18年の「米百俵」以来長らく遠ざかっていた新作でした。いわゆる戦後の老大家のカム・バックの一つと目されていましたが、世評は芳しいものではありませんでした。
 というか、私も読んでいませんし、そういう作品があったことすら知りませんでしたが、展示の案内チラシを見てたいへん興味が惹かれて、今回訪れたわけなのでした。改めて評価すべき作品ではないかと思いました。

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小川和佑先生の桜のラジオと花まつり

 文芸評論家で明大ほかの元講師である小川和佑先生の最後のラジオ収録(おそらく肉声としても最後の録音)「泰平の世を桜花に願う」の再放送には、ゼミのOB,OGのみなさんから大きな反響をいただきました。
 ここ数日はその返信に大忙しでした。感銘、感動、感激、そして、あらたに募る哀惜の想い。僕らには胸に詰まってくるものがありました。
 4月5日(月)25時5分(6日午前1時5分)から、NHKラジオの「ラジオ深夜便」の「深夜便アーカイブス」のコーナーで再放送されたものですが、前の記事に書いた通り「らじる★らじる」の聞き逃しサービスで13日の午前1時まで視聴できます。まだの方はぜひお聴きください。

 さて、四月八日はお釈迦さまの生誕を祝う灌仏会で、日本では「花まつり」と云われています。旧暦の四月八日をそのまま新暦に当てはめたので、ちょうど桜が咲く季節にあたり、明治のころ浄土真宗の安藤嶺丸という僧侶が「花まつり」の呼称を提唱して以来、そのまま宗派を問わず定着したのだとか。
 というのは前ふりで、実は僕の誕生日なのでした。58歳になりました。別にもうめでたくもないのですが、妻と出かけてきました。
 小川和佑先生とも縁のある三鷹の山本有三記念館に行ってきました。
(つづく)

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2021年4月 6日 (火)

Re: ◇小川和佑先生トークのラジオ再放送!

「小川ゼミ通信」Vol.46
 
みなさん、昨夜の放送お聞きになりましたでしょうか。
深夜なので聞き逃した方も多いと思います。
NHKのインターネット・ラジオ「らじる★らじる」では聞き逃しサービスで
4月13日(火)午前1時まで視聴することができます。 https://www.nhk.or.jp/radio/ondemand/detail.html?p=0324_01
 
番組の最後に、
「小川さんは2014年に84歳でお亡くなりになりましたが、小川さんの桜を愛する心は、大学のゼミの教え子たちに受け継がれているということです」
というアンカーの松井治伸アナウンサーの言葉に胸が熱くなりました。
 
事前の情報では、もとの放送は2013年4月13日(日曜ではなく土曜)に放送とお伝えしましたが、 どうもその前週、4月7日(日)午後11時5分~(ラジオ第一)、翌午前0時5分~(FM)の放送だったようです。
(ラジオ深夜便の「ミッドナイトトーク」のコーナー)
つまり、小川先生と最後の花見をした翌日の深夜。
 
ソメイヨシノはおおかた散り、すっかり葉桜のところもありますが、桜はまだまだ楽しめます。
コロナ禍ですが、春を楽しみましょう! 桜を愛でましょう!

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