やっぱり猫はネズミがお好き
先日、わが家の猫がネズミを捕ってきた。家にいたのではない(たぶん)。外から咥えてきたのである。生きたまま。鋭い牙で咥えても、器用に殺さずに。家に入ってきて、低姿勢で低く唸っているので、どうしたと覗き込んだらネズミを咥えていたのである。こんな冬に。
夏には、セミはもちろんトノサマバッタやカマキリを捕まえてきては、食べるわけではなく、なぶりものにしていた。揚羽蝶の幼虫(あの大きな青いイモムシ)もよく捕ってきたが、一度ぺろりと食べてしまい、そのあとおなかを壊したことがあった。
わが家に現在いる猫は、元は捨て猫で、ある伝手を経て保護したのだが、どうもノルウェージャンフォレストキャットの血が流れているようだ。一歳半ほどになるオス猫である。
捕ってきたネズミは、家の中で逃げ、本棚の本と棚の隙間に逃げ込んだ。その後格闘がはじまり、まるでトムとジェリーのような展開になった。ネズミのキーキーという鳴き声を久しぶりに聞いた。いや、あんな間近でネズミの鳴き声を聞いたのは初めてかもしれない。本当に「キーキー(チューチュー)」と鳴くんだなあと妙な感心をした。
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