お知らせ

2024年9月14日 (土)

9/28(土)小川和佑先生を偲ぶ会の直会のご案内

「小川ゼミ通信」Vol.51
小川和佑ゼミナールOB、OGの皆様

 先生の歿後十年のご命日(9/20)が近づいております。
 先にご案内した通り、9月28日(土)に、神保町の貸し会議室で「第二回偲ぶ会」を開催します。
 一次会は、下記の通り、先生の勉強会を行います。ここでも飲み食いはできますが、いわば「直会」として、席を移して二次会を行います。その会場をお知らせします。

※二次会は人数を確定する必要がありますので、出席希望の方は、9/25(水)までに西山へご連絡願います。(このメールに返信ください)

◎小川先生を偲ぶ会・二次会(懇親会)
日時:9月28日(土曜日)16:00~19:00
会場:個室居酒屋 「座楽」 神保町店
会費:5,000円のコース→4,000円に割引き(飲み放題)
https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13179916/dtlmap/

☆一次会の会場費はOB会費で賄います(当日、OB会費として3,000円を徴収します)
(持込みの飲食費は各自負担)

和佑先生を偲び、みなさんとお会いしたいです。

小川和佑ゼミナールOB会事務局:西山正義
「小川ゼミの部屋」
「小川和佑先生著書目録」

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2024年8月29日 (木)

「第二回小川和佑先生を偲ぶ会」のご案内と『小川のせせらぎ』第3号を送付

小川和佑ゼミナールOB、OGの皆様

「第二回小川和佑先生を偲ぶ会」のご案内と『小川のせせらぎ』第3号を送付しました!

 大型の台風が来ています。そんな中で送付するのはためらわれたのですが、以下のご案内にある通り、9月28日(土)に予定している第二回目の先生を偲ぶ会の一か月前に間に合わせようと、せっかく、一所懸命制作、封入しましたので、今日送ることにしました。
 こちらではまだ雨が降っていなかったお昼頃、自宅近くの郵便局から発送しました。(ちなみに、その郵便局の局長は僕の中学からの親友で、僕らのバンドのベース弾きでした)

「ゆうメール」で送りました。早ければ、土曜日に着きます。
 ただし、普通の紙の封筒です。もしかしたら台風のさなかに着くかもしれませんので、ポストをご注意ください!

 以下、一足早く、案内状をコピーします。


「小川ゼミ通信」Vol.50

第二回『小川和佑先生を偲ぶ会』を開催します!

 拝啓 令和6年の晩夏となりました。残暑というより、いまだ猛暑が続いている折、いかがお過ごしでしょうか。
 メールやLINEが繋がっている方には、今年の初めから言っていることですが、この9月20日で、小川和佑先生が永眠されて満10年になります。
 それで、とにかく集まりましょう、と。
 その案内とともに、〈テキスト〉として『小川のせせらぎ』第3号をお届けします。

 実は、まだ飲み会の会場が決まっておりません。が、一次会は、貸し会議室を予約しました。まずは、その時間内に集合してください!

日時:9月28日(土曜日)13:30~15:30(部屋の予約は13時~16時)
会場(貸し会議室):ドットブリッジ神保町(dot bridge神保町)
https://www.instabase.jp/space/7919242246
住所:東京都 千代田区 神田神保町 1-18 三光ビル 3階(階段を上がり左側の扉)
(神保町駅から靖国通りの北側に出て、ランチョンや石井スポーツの真裏の通りに面していますが、入口が非常に分かりにくいです)
「3B ビストロおでん」という看板の下の階段から上る。

 二次会の会場は追ってご連絡します。出欠の連絡は、西山までメールでお願いします。

 携帯電話へのショートメールでも構いませんが、常時連絡が取れるメールアドレスを教えてください。
(可能なら、LINEでつながりたいです。「小川ゼミOB会」のグループLINEもできていて、現在18名参加しています)
 ※今後の連絡は、基本的にはメールやLINEのみに移行しますので、欠席の方もメールでお返事ください。
(現住所・携帯電話・メールアドレスの確認をしたいです)

(ここで、これまでの経緯を少し)

 今年の1月の末、たまたまテレビで立原道造の「風信子荘〈ヒアシンスハウス〉」が取り上げられて、先ほど言った小川ゼミのグループLINEで話題になり、みな行ったことがないようなので、行ってみようということになり、立原道造だけにやはり「爽やかな五月に」浦和の別所沼を訪れました。5月11日(土)のことです。
 10名集まり、久しぶりにゼミのみんなと楽しいひと時を過ごしました。みなで集まるのは、新型コロナのこともあり、第一回の「先生を偲ぶ会」平成28(2016)年4月29日以来のことでした。

 5月からこの第二回目の「偲ぶ会」の計画を練りながら、なかなか会場が決められないでいました。しかし、日程は上記のように決めました。早々に決めたのに、LINEグループ以外の方には初めての告知になってしまいました。
 とにかく、9月28日(土曜日)のお昼過ぎくらいから夕方か夜の早めの時間に、神保町周辺で会おうと。
 それで、前述の通り、貸し会議室を予約しました。13時~16時の3時間枠で取りました。料金も支払い済みです。この時間内に、第二回「小川先生を偲ぶ会」を開催します。

 ここでは、五十嵐正人さんに、今回の『小川のせせらぎ』に原稿をいただいた「先生の小説 発掘経緯と若干の仮説」についてお話をしてもらいます。
 また、西山葉子氏が元アナウンサーのもとで朗読の勉強をしているので、本号に掲載した先生の短説『澄江堂』四部作を朗読します。
 そして、リクエストのあった先生のお声(ラジオ放送の音声)も流します。
(飲み物や軽食の持込み可です!)ただし、最後に清掃と、ゴミは持ち帰りですが。

 そして、二次会。これがまだ決まっていないのですが、貸し会議室から歩ける範囲の神保町で飲み会を計画しています。
 とにかく、9月28日、時間を空けてください。詳しくは決定次第、メールやLINEでお知らせします。これを機会に、メール(できればLINE)の登録をぜひお願いします。逐一最新の情報をお伝えします。

 同封した『小川のせせらぎ』第3号は、その予習のテキストとして、9月20日のご命日に先だってみなさんのお手元にお届けする次第です。   敬具

令和6年(2024)8月29日(木)

小川和佑ゼミナールOB会事務局:西山正義
「小川ゼミの部屋」http://nishimukou.my.coocan.jp/ogawazemi.htm
「小川和佑先生著書目録」http://ogwkzsk.blog.fc2.com/

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2024年8月 1日 (木)

第2回小川和佑先生を偲ぶ会の立案進捗

(小川ゼミOB会のグループLINEに送った投稿をこちらへも)

時は過ぎ去る!
八月に入りました。
五月に風信子ハウスで会って、その後早々に日程を決めたのはよかったのですが、そこで話がストップしていました。
すみません、私が停滞しておりまして……

7月5日金曜日と27日土曜日に
御茶ノ水~駿河台~神保町を探索してきました。
結論から言うと、あまり収穫はありませんでした。
ここは使えないというのは分かりましたが。

ここでもう一度、集まりの趣旨を確認しておきたいと思います。
もちろん第一は、小川先生歿後十年ということで集まるわけですが、十一回忌というような法要としてではなく、また、第1回目の「偲ぶ会」のように奥様はじめご遺族をお招きしての追悼会的な感じでもありません。(追悼ではあるのですが……)

ところで、いま、奥様はじめご遺族を「お招きして」と書いてしまいましたが、お招きしたつもりが実際には、奥様から過分な資金援助を戴きまして、それはまあ、お気持ちということではありましょうが、実質的には小川家とOB会の合同開催のようになっています。
奥様も九十歳になられました。
つい先日いただいたハガキによると、お元気とのことで、何よりです。
偲ぶ会のとき、小学生だったお孫さんも二十歳になったそうです。

えー、話が長くなっています。
追悼なら宇都宮のお墓参りに行くべきなんですが、歿後十年に東京でわれわれ教え子で集まろうと。
とするなら、先生に一番縁のある駿河台周辺でということに……

もう一つは、形式について。
先生の事績を顕彰する勉強会の場を設けたいと思います。
前回の偲ぶ会では、私が先生の著作について「著書目録」制作の観点から話しました。

①今回は、五十嵐さんからもご提案があった通り、若かりし頃の先生の創作活動について、その文献発掘のことなどを五十嵐さんにお話しいただければと思っています。
※その一端は、今回事前に発行(配付)予定の「小川のせせらぎ」第3号に掲載します。ほんの一部ですが…

②それから、西山葉子氏が、元アナウンサーの先生に就いて朗読の勉強をしているので、先生の短説『澄江堂』四部作を朗読してもらおうと思っています。
※一部フランス語のセリフ(澄江堂こと芥川龍之介の)がありますので、その部分だけ、井本君お願いします!
ちなみに、これ(http://ogwkzsk.blog.fc2.com/blog-entry-103.html)

③あと、一部から希望のあった先生の動画は、昔の合宿や最終講義の8mmビデオや、桜関係のVHSビデオがあるのですが、いまだにデジタル化できていません。ちゃんと観られるのかも不明。
ですが、音声だけのNHKのラジオ放送はほぼ完璧にあります。
まだ半分以上はデジタル化できていませんが、元がカセット・テープなので、ラジカセを持参すれば再生できます。
桜の話で、15分で完結しているものがあったと思いますので、それなら流せるかなと。 

で、問題は会場なわけで…… 

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2024年4月 5日 (金)

5月11日(土)風信子ハウス見学&小川ゼミOB会開催!

「小川ゼミ通信」Vol.49
小川和佑ゼミナールOB、OGの皆様

 ようやくソメイヨシノも開花しましたね。春の嵐が吹き荒れたり、急に暑くなったり、花冷えの雨の日が続いたりと、天候不順の日々ですが、その後お変わりありませんか。
 さて、一月の末に提案した通り、小川先生のメインテーマであった立原道造が設計した風信子荘〈ヒヤシンスハウス〉を再現した小屋を見学しながら、先生歿後10年の集いの計画を練るために集まります。
 立原道造だけに「爽やかな五月に」

日程:5月11日(土)
集合:午後1時
場所:JR埼京線・中浦和駅(東口・プラザホテル浦和側の改札口付近)
予定:徒歩で別所沼公園へ
・立原道造の風信子ハウス
・神保光太郎「冬日断章」詩碑
など見学&公園散策
のちファミリーレストラン等で飲食しながら、先生歿後10年の集いの計画を協議します。

◇ヒヤシンスハウスはこんな所です。(私のHPより)
http://nishimukou.my.coocan.jp/sanpo/mititati_hyacinthus.htm

◇公式サイト〈詩人の夢の継承事業 「ヒアシンスハウス」〉
http://www.haus-hyazinth.org/

◇テレビ東京「新美の巨人たち」で放送
『立原道造「ヒアシンスハウス」×内田有紀』
https://artexhibition.jp/topics/news/20240123-AEJ1822732/
https://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/index.html?trgt=20240127

☆引き続き、「小川和佑ゼミOB会」のLINEグループへの加入をお願いします。

小川和佑ゼミナールOB会事務局:西山正義
「小川ゼミの部屋」http://nishimukou.my.coocan.jp/ogawazemi.htm

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2024年1月30日 (火)

「小川ゼミ通信」Vol.48(LINE友だち追加依頼)

小川和佑ゼミナールOB、OGの皆様

 昨夜、三年ぶりにメールしました。今年は先生歿後十年ですから、とにかく集まりましょう。
 その前段階として、先生が得意とした立原道造の〈ヒヤシンスハウス〉を見に行きがてら、OB会の企画を練りましょうという話です。

 どこからそういう話が出て来たかというと、実は2021年10月に小川ゼミのLINEグループができて、その中でのやり取りからです。少しずつ人数が増え、現在13名登録されています。
 メールより圧倒的に手軽で便利ですので、LINEをやっている方は、アカウントを教えてください。あるいは、以下の方法で私を「友だち」追加してください。グループに招待します。
 他愛ないことや写真をアップしたり、近況や情報交換の場にしていますので、ぜひご参加ください!

Subject: LINEで一緒に話そう!
西山正義から、コミュニケーションアプリ「LINE」への招待が届いています。
友だちや家族と音声・ビデオ通話やグループトーク、スタンプ、ゲームなどをお楽しみください!

ダウンロードはこちら:https://line.me/D

西山正義を友だちに追加するには、下記のリンクにアクセスするか、添付のQRコードをスキャンしてください。(※ここでは非公開)

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2024年1月29日 (月)

「小川ゼミ通信」Vol.47(今年は集まりましょう!)

小川和佑ゼミナールOB、OGの皆様

 寒中お見舞い申し上げます。
 令和六年は元日から能登半島の地震で大変な幕開けとなりましたが、みなさん如何お過ごしでしょうか。私は家族ともども変わらず元気です。
 さて、本年は、われらが恩師・小川和佑先生が永眠されて十年の年になります。コロナも5類に移行しましたので、今年こそはOB会で集まりたいと思います。

 と思っていたところへ、一昨日の夜、五十嵐正人さんから小川ゼミのグループLINEに、立原道造が設計した風信子荘〈ヒヤシンスハウス〉を再現した小屋を取り上げたテレビ番組が紹介されました。

◎テレビ東京で、1月27日(土) 22:00~22:30に放送されたものですが、再放送もあります。
◎番組名:新美の巨人たち 立原道造「ヒアシンスハウス」×内田有紀
再放送:2月3日(土) 23:30~深0:00
https://artexhibition.jp/topics/news/20240123-AEJ1822732/

 私も(皆も)見逃したので、再放送を観ましょう、ということになったのですが、それならいっそうのこと現物を見に行きませんか、ということに話が盛り上がってきました。
 小川先生が愛した立原道造をダシに皆で一度集まり、そして、九月二十日のご命日に向けて、追悼の集まりを企画しましょうということになりました。

 まだ話だけで、何も決まっていません。ご意見・ご希望をお寄せください。
 日程の候補としては、立原道造だけに、やはり「爽やかな五月に」ということで、ゴールデンウィークあたりでしょうかね。

 私は17年前に行ったことがあり、ホームページで報告しています。こんな所です。
(埼玉県さいたま市南区の別所沼公園内)
http://nishimukou.my.coocan.jp/sanpo/mititati_hyacinthus.htm

小川和佑ゼミナールOB会事務局:西山正義
「小川ゼミの部屋」http://nishimukou.my.coocan.jp/ogawazemi.htm

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2021年4月 6日 (火)

Re: ◇小川和佑先生トークのラジオ再放送!

「小川ゼミ通信」Vol.46
 
みなさん、昨夜の放送お聞きになりましたでしょうか。
深夜なので聞き逃した方も多いと思います。
NHKのインターネット・ラジオ「らじる★らじる」では聞き逃しサービスで
4月13日(火)午前1時まで視聴することができます。 https://www.nhk.or.jp/radio/ondemand/detail.html?p=0324_01
 
番組の最後に、
「小川さんは2014年に84歳でお亡くなりになりましたが、小川さんの桜を愛する心は、大学のゼミの教え子たちに受け継がれているということです」
というアンカーの松井治伸アナウンサーの言葉に胸が熱くなりました。
 
事前の情報では、もとの放送は2013年4月13日(日曜ではなく土曜)に放送とお伝えしましたが、 どうもその前週、4月7日(日)午後11時5分~(ラジオ第一)、翌午前0時5分~(FM)の放送だったようです。
(ラジオ深夜便の「ミッドナイトトーク」のコーナー)
つまり、小川先生と最後の花見をした翌日の深夜。
 
ソメイヨシノはおおかた散り、すっかり葉桜のところもありますが、桜はまだまだ楽しめます。
コロナ禍ですが、春を楽しみましょう! 桜を愛でましょう!

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2021年3月16日 (火)

◇小川和佑先生トークのラジオ再放送!

◇小川和佑先生のNHKラジオでのお話し、「泰平の世を桜花に願う」が再放送されます!

「小川ゼミ通信」Vol.45
小川和佑ゼミナールOB、OGの皆様へ

 みなさん、お元気ですか。春ですよ。
 コロナに翻弄される人の世においても、やはり桜は咲きますね。
 3月11日(東日本大震災から満10年の日)に広島で、翌日には福岡で、14日には東京で桜(ソメイヨシノ)の開花が発表されました。各地で観測史上最も早い開花を更新しているとか。

 そうです、桜といえば、もちろん小川先生です。
 平成25年(2013)4月6日の土曜日、14年ぶりに四ツ谷でお花見会を開きました。この年も開花が早く、ソメイヨシノは散っていたのですが、紀尾井町通りの八重桜はちょうど満開でした。
 これが和佑先生とご一緒した最後のお花見になったのですが、その翌週の4月13日(日)、NHKラジオで、「泰平の世を桜花に願う」が放送されたのでした。
 それが、このコロナ禍のなか、まさに「泰平の世を願い」再放送されます。

☆4月5日(月)深夜25時台=4月6日(火)午前1時台
「深夜便アーカイブス」のコーナーで再放送
NHKラジオ第一放送(NHK-FMでも)
ほか、インターネットの「NHKらじる★らじる」や「radiko(ラジコ)」でも視聴可
(むしろこちらの方が電波状況に左右されないで視聴できます)

〇番組ホームページの放送予定には、3月26日(金)の夕方ころに掲載予定
https://www4.nhk.or.jp/shinyabin/
(放送後一週間は、聞き逃しサービスもあります)

 以前は必死になって「エア・チェック」(死語?)しましたが、今は聴くチャンスが広がりました。
 ぜひ、お聞き逃しなく。あの懐かしいお声を再び!

 昨年、コロナで休業中に、「小川和佑先生と歩いた軽井沢文学散歩アルバム」の「信濃追分編」全9ページを完成させました。併せてご笑覧を。
http://nishimukou.my.coocan.jp/sanpo/shinano_oiwake01.htm

小川和佑ゼミナールOB会事務局:西山正義
「小川ゼミの部屋」http://nishimukou.my.coocan.jp/ogawazemi.htm


  この電子メールによる「小川ゼミ通信」は、平成12年(2000)3月13日午前3時19分に、その記念すべき「Vol.1」を配信しました。先生が70歳になられる年で、明大の「最終講義」を計画しはじめていた頃でした。
 それから18年、平成30年(2018)9月20日に配信した「小川和佑先生五回忌の命日に」で「Vol.41」を数えました。
 その後、メールでは配信しませんでしたが、昨年(令和2年に)「短説ブログ」やこのホームページに掲載した三回分、
・9月13日の「小川和佑先生の七回忌のご命日を控えて(附:『小川のせせらぎ』第2号〈編集後記〉」を「Vol.42」、
・9月20日の「七回忌のご命日に」を「Vol.43」、
・9月26日の「七回忌のご命日を過ぎて」を「Vol.44」とカウントし、
今回の配信を「Vol.45」と銘打ちました。

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2020年9月13日 (日)

小川和佑先生七回忌のご命日を控えて

 本日昼頃、私が編集した小川和佑ゼミナールOB会誌『小川のせせらぎ』の第2号が、亡き先生の奥様である小川節子様に無地届けられました。
 OB、OGのみなさんへは、一日早い9月11日金曜日に「ゆうメール」で発送しました。速達扱いではありませんが、早いところでは翌日の12日に届いたようです。
 先生の七回忌の一週間前に間に合いました。昨日あたりも九州地方は大雨だそうで、心配であります。
 先生の七回忌の法要は、親戚なども集めずに、奥様一人で執り行うとのことです。もちろん新型コロナウイルスの影響で。
 奥様へもみなさんへも届いたようですので、インターネット上でも告知します。以下に「編集後記」を転載します。
 もしまだ届いていない方や、最近音信不通になっている方は西山までご連絡ください。限定50部の手作り冊子で、必要部数しか制作していませんので、少しお待ちいただくことになりますが……。

 

『小川のせせらぎ』第2号〈編集後記〉

 

   小川和佑先生七回忌

 

 この九月二十日で、小川和佑先生が他界されて満六年になります。すなわち、仏教でいうところの七回忌にあたり、日本の多くの家庭で追善供養の法要が行われるのが慣例になっています。
 ところが今年は、ご周知のとおり新型コロナウイルス感染症が世界的に大流行し、高温多湿の季節になっても依然収まらず、現在も第二波といえるような猛威が広がっています。
 それで、小川家としても、七回忌に人を集めないことになりました。せめてお墓参りだけでもと思いますが、県外から宇都宮へ行くのは、今はまだ差し控えた方がよいでしょう。
 本当は、この冊子を御命日に墓前にお持ちしたいと思っていました。そしてOB会で集まり、みなさんにお渡ししたいと。しかしそれも今は難しいので郵送することにしました。

 

   第2号について

 

 今回も力まかせで作りました。第1号ではそうしたように、雑誌や新聞の初出や書籍の形で見てもらいたいという思いもありますが、月報をそのまま拡大コピーした『「地球」への回想』以外は、一語一語手打ちで入力しました。
 巻頭の『わが一九四五年』は、当初は抜粋のつもりが、ほぼ全文丸々写すことになりました。社会思想社の現代教養文庫の『青春の記録』三巻は、まったく特異なアンソロジーで、私が学生の頃はまだ新刊本の書店にも並んでいましたが、小川ゼミの中でも手に取ったことがある人はごくわずかのようです。今年は敗戦から七十五年の年。今、改めて読んでもらいたい一書です。現在では入手困難なゆえ、ここに打ち出しました。可能なら実際の本を手に取り、収録作品も読んでほしいです。

 

   小川ゼミOB会の運営について

 

 さて、みなさんにご相談というか、確認したいことがあります。
 私たちがここに「小川和佑ゼミナールOB会」と名乗っている会は、一応会則もありますが、もう長いこと組織的な「会」としての体裁を成していません。
 このOB会は、私が卒業した昭和六三年九月から準備され、翌平成元年七月に発足しました。そして、平成一三年(二〇〇一)一月に先生の「最終講義」を開催し、以後も、ゼミ合宿(というより、もはや学生がいないのでOB会合宿)や出版記念会などを開催してきました。
 平成二一年と二二年の最後二回の合宿や、最後の花見(平成二五年)は何人かで協力し合って企画しましたが、事務局の運営を組織的に行っていたのは最終講義の頃までです。
 その事務局は、発足当時から現在に至るまで、一貫して私が一手に引き受けています。それはやりたくてやっていることなので別にいいのですが、何が言いたいのかというと、今回この冊子を送るにしても、本当に送っていいものかどうか迷う人もいるということです。会員を明確に組織化できていないので。
 この会はOB会といいながらも、学校の同窓会とは性質が異なります。その学校を卒業していれば、本人の意思にかかわらず、たとえ消息不明でもその名簿から名前が削除されることはありません。しかしこの会は好きな者が集まっているだけです。
 ところが、その「好きな者」なのかどうか、よく分からない人もいるということです。この三十年の間に、次第に郵送物が届かなくなって、消息不明になってしまった人が数多くいます。一人ひとりこのOB会に〈オルグ〉してきた私としては、今でも皆の顔が思い浮かびます。一度でも合宿などに参加したことがある人は、ひと回り以上したの学年までみな覚えています。だから愛着もあるのですが、連絡先が分からなくなってしまってはどう仕様もありません。
 一方で、それは私の片思いで、学生時代に聞いた住所が実家だったり、その後一度も転居していないという理由だけで、今でも郵送物が届いているということもあるのではないか。
 合宿や花見を毎年のように開いていた頃は、しかもその案内を主に郵便で行っていたので、転居しても一年以内なら転送されて連絡がつくこともありましたが、間遠になると……。いや、去る者は去るで仕方ないのですが、意図せずにということもあるのではないか。
 何か矛盾することを言っているようですが、大学卒業以来、三十年以上みなさんに連絡を取り続けている私としては、どこかモヤモヤする気持ちがあるのです。要は、OB会の〈総会〉を開き、〈名簿〉を作る必要があるのですが、それがずっと出来ていないのが原因です。
 ですので、今回この冊子を送るのも、もはやゼミOB会としてというより、西山個人が知っている人に送るというのが実情です。
 何十年も付き合いが切れていたのに、ある日突然復活した例もあります。一般的な例ではなく、この会で実際に何度もあった話です。だから、住所が分かっている人には、私は今回も送り続けます。この声が届かない人には、何とかホームページに辿り着いてくれることを願います。
 われらが恩師和佑先生の「お師匠さん」である中村真一郎の『死の遍歴』という小説に、「仲間の解散は青春の終りを象徴する」という一節があります。そうしたことは遅くとも三十前後には訪れ、そうして人は否応なしに〈大人〉になっていくのですが、私はどうしてもそれが耐えられないようです。……小川先生、そしてみなさん!
     ――令和二年九月九日午前三時(西山正義)

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2018年9月20日 (木)

「小川ゼミ通信」Vol.41

小川和佑ゼミナールOB、OGの皆様
 
 ご無沙汰しております。みなさんいかがお過ごしでしょうか。  今年もまた9月20日が巡ってきました。早いもので、先生が他界されて満四年になります。  遺憾ながらお墓参りに行けませんが、心は宇都宮に飛んで、あらためて先生のご冥福をお祈りしたいと思います。
 
 さて、長年かかっていまだ完成していない『小川和佑先生著書目録』ですが、やっと昭和60年6月刊行の『百観音巡礼』まで来ました。
 が、そこでちょっとお休みし、「解題」で抜き書きしていたいわば「名言集」を、著書目録から独立させ、「小川和佑先生の言葉」として別に編集しはじめました。
 特に今年4月29日(先生のお誕生日)から連載している『わが一九四五年』は、社会思想社の教養文庫『青春の記録』シリーズの第一巻ですが、次代への先生の清冽なメッセージで、ぜひみなさんに読んでいただきたいと思います。
小川和佑先生著書目録
 
 また、個人的なことですが、今年4月に軽井沢~信濃追分を再訪してきました。
 それで、15年前の平成15年10月、明大リバティアカデミー講座のフィールドワークで行った「軽井沢文学ツアー」をウエブ上に再現した「小川和佑先生と歩く軽井沢」のページを大幅に増補しました。
小川ゼミの軽井沢文学散歩アルバム
 
 さらに、まだ未完成ですが、ゼミ合宿で泊まった信濃追分についても制作を開始しました。ご覧いただけると嬉しいです。
軽井沢文学散歩〈信濃追分編〉
 
 和佑先生と軽井沢に行ったことのない人も追体験していただければと思います。
 今年は酷暑の夏でしたが、急に秋めいてきました。これを送信したら、また先生の本を読み返そうと思います。
 
小川和佑ゼミナールOB会事務局:西山正義
小川ゼミの部屋

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